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インプラント日記

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インプラント日記

糖尿病医科歯科連携の重要性

2012/ 8/8

今、歯周病は糖尿病第6番目の合併症と言われていますね。
しかし糖尿病患者の歯周治療マニュアルには、随時血糖値が200mg/dl以上の場合は観血的処置は避けるべきであると明記されているのですが、
一般歯科医院における血糖値モニタリングは国内外を含め、殆ど報告がなく歯科医師は患者さん の血糖値を把握できないまま、診療に従事しているのが現状です。!
☆歯周炎の患者さんの中で約4割前後の方が、糖尿病を有しているとの報告もあります。
また慢性歯周炎の重症度に応じて血糖値も上昇していくとの報告もあります。
☆一般歯科医院におきましても血糖値のモニタリングは必要不可欠なものになってきているのではないでしょうか。
慢性歯周炎の患者さんやインプラント治療を受ける予定の患者さんのなかには,想像以上に、糖尿病もしくはその疑いのある患者さんが自覚しないまま存在 している場合があるわけですよ。
糖尿病も歯周病も、重症化してからでは治療も困難になり、予後不良となってきてしまいます。
☆当院におきましても、簡易型血糖測定器にて糖尿病治療中の患者さんや糖尿病境界域の患者さんには必ず
健康体を自負されておられる方でも一度は必ず血糖センサーにて測定させていただいております。
中には、思ったより数値が悪く糖尿病専門医の先生を紹介する方もおられます。
歯周病治療やインプラントなど観血的な治療をする場合は全身管理のほかに必ず血糖モニタリングも必要です。
あまりにも血糖値の管理を知らない歯科医師が多いのには困ったものです。
これからは若い先生達にもしっかり指導し医科、歯科の連携の必要性、重要性を説いていくつもりです。
☆みなさん、歯科医院に於いてインプラントや歯周炎などの観血的外科治療のとき歯科医から血糖値測定などの血糖モニタリング受けていらっしゃいますか?、、ほとんどないと思います。!! ☆生活習慣病などが多くなってきている現在、自分では大丈夫なつもりでも知らないうちに血糖コントロールが悪くなってきている方が多くなってきています、。歯科医院に於いても血糖モニタリングしての外科治療をおすすめします!!!。
☆インプラント治療を受けられる多くの患者さんが歯周病で歯を失っているんですよ、また逆に歯周病を治療することで血糖のコントロールが良くなったとの報告もあります。!