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インプラント日記

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インプラント日記

★CT診査、診断の重要性!

2016 6/28

今日は午前中に埋入オペを行った患者様についての画像をアップをさせて頂きます。
この患者様は長い間両側遊離端の義歯を使用されておられたそうですが長く使用されていると、歯肉とバネをかけている歯が痛くなってきて、使ったり外したりを繰り返しておられたそうです。
入れ歯からの脱却の為のインプラント治療を強く希望されて来院されました。
まずパノラマを撮影させて頂き診査してみますと、まあまあ骨もあるようでしたので久々のノーマルな問題なく埋入可能なケースかと思っておりました(最後の画像)。
ところがCTを撮影させてもらい精査してみますと左右共に6,7部の頬舌的な骨幅が非常に薄いのと尚且つ下顎管上部で舌側から頬側にかけて大きくコンケーブ(くぼんで)、しております。
このまま垂直に埋入していけば舌側にインプラント体を穿孔させてしまう結果となり、舌動脈や舌神経を損傷させてしまう危険性が非常にでてきますね。!!!
★このような症例こそCTにてしっかり事前審査診断を行いピエゾを駆使しながら、またステントにて方向性を確実に確認しながらスプリットクレストし埋入オペを進めていかなければいけません!!。
埋入オペは問題なく終了いたしました。