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インプラント日記

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右下6番抜歯(難抜歯)ソケットプリザベーション。

2018 7/10

今日のオペは残根状態で保存不可能な右下6番です、患者様はこの部位が定期的に自発痛を繰り返し、最近その痛みの出る頻度が多くなってきたとのことで、抜歯を希望されて来院されました。
将来的にはインプラントによる治療を希望されましたので、今日の抜歯ソケットプリザベーション(骨造成)のオペに至ったという経緯です。
しかし、パノラマ画像でははっきり解りませんでしたがCTにて精査させて頂きますと、全部で歯根は3根あり、近心根は根尖部で根が肥大しており、また2根に分かれている、遠心の頬側根は舌側に向かい強く湾曲して骨を抱き込んでおりました。
CTが無ければ、このような状態を術前に把握しておく事は出来ないわけですから大変な難抜歯になった事でしょうねー。
ピエゾにて3分割し、また抱き込んでいる骨を削合して抜歯、掻破、最後にPRPに混ぜた骨補填材を填入し減張切開を入れ、PRFを置いて閉鎖創にしてオペ終了です。
☆CTでの術前チェックは必須ですね!