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インプラント日記

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CT診査診断の重要性!☆

2015 6/17

今日は虫歯でボロボロになった右上4番の抜歯、ソケットプリザベーションのオペです。
ただここで言いたい事は、デンタル、やパノラマによる2D画像診査診断だけでは、抜歯する歯根の状態、形状が詳しく把握できないことが多く、画像を見て簡単な抜歯かと思いきや、非常に大変な抜歯困難な(難抜歯)症例を経験することがあるからです。
このような時ほどCTによる3D事前審査が重要になってくるわけです。
この症例も最後のパノラマ画像からでは、問題のない単純抜歯のように思われますがCT3D画像を見てみますと、見事に歯根が弓のように湾曲して骨を抱き込んでおります。☆
歯槽頂より抜歯をアプローチしていけば、歯根湾曲部より根破折を起こしたりして、大変な難抜歯になってしまいますね、。
私が施術した処置は、CT3D画像診断によりこの歯根湾曲の状態を事前に確実に把握しておりましたので、頬側よりフラップを開けピエゾにて歯根湾曲部頬側の骨を削合し、抜歯、骨補填し問題なくオペ終了です。
笑気鎮静が良くきいて 患者様はぐっすりおやすみでしたねー。